ステージ理論とは

すべての銘柄は4つのステージを繰り返しており、30週移動平均線(30w MA)の傾きと価格の位置関係からステージを判定します。

1
底固め(Basing) 長期下落後、売り圧力が弱まり底値圏で横ばい推移
2
上昇(Advancing) MAを上抜けし上昇トレンドが確立
3
天井圏(Top) 上昇モメンタムが鈍化し横ばいに転換
4
下降(Declining) MAを下抜けし下降トレンドが確立
→ S1へ

各ステージの判定基準

Stage 1 — 底固め(Basing)

MA傾き(正規化) |slope| < 0.003(ほぼ水平)
価格 / MA 0.95 〜 1.05(MA付近で推移)

長期の下落トレンドが終了し、30週MAがフラットになった状態。価格はMA付近で上下を繰り返します。この段階では「アキュミュレーション(蓄積)」が進行中で、機関投資家が静かに買い集めている可能性があります。

注目ポイント: 底固め期間が長いほど(数ヶ月〜1年以上)、その後のブレイクアウトの威力が大きくなる傾向があります。

B2(初動)シグナル

価格 / MA > 1.02(MAを2%以上上抜け)
MA傾き > 0.001(上向きに転換)
出来高 「増加」(直近4週が過去12週比 +20%以上)

Stage 1の条件を満たしつつ、3つの追加条件すべてをクリアした銘柄。「価格がMAを上抜け」「MAの傾きが上向き」「出来高が増加」の3点セットが揃っており、理論上Stage 2(上昇トレンド)へのB2シグナルと分類されます。

注意: B2シグナルは機械的な分類であり、確定的なものではありません。ダマシ(false breakout)の可能性もあります。
🆕 NEWバッジ(直近5営業日以内に新規検出)
B2として新たに検出されてから5営業日以内の銘柄には、赤い「NEW」バッジが自動表示されます。スクリーニング一覧・RSリーダー・マイ銘柄・個別銘柄ページのすべてで識別できるため、「動き出した直後の銘柄」だけを優先的にチェックできます。古いB2銘柄はすでにブレイクから時間が経過しているため、リスク・リワード比が悪化しがちです。
💡 損切りラインの目安(S2/B2銘柄の詳細パネルに表示)
B2・S2の銘柄カードをクリックして開く詳細パネルには、4種類の損切りライン候補が自動表示されます。週足ベースの2種類に加え、日足ベースの2種類を併記することで、自分のトレード時間軸に合わせて選べます。
  • タイト(30週MA):30週移動平均線の価格。「ここを割ったら上昇トレンド崩壊」と判断される絶対的なライン。早めに損切りしたい人向け。
  • ルーズ(20週最安値):直近20週の最安値。日々のノイズ(一時的な下落)を許容したい人向けの最終サポートライン。
  • 日足スイング安値:日足チャートで「前後3本のローソクより低い局所安値」のうち最も直近のもの。短期〜中期トレードで「直近のスイング安値割れ」を撤退基準にしたい人向け。30週MAより近い位置にあることが多いです。
  • 日足30日最安値:直近30営業日の最安値。シンプルなサポートライン。
B2直後の銘柄ではタイト側が約-3〜-5%の距離になり、実用的なリスク管理の目安として機能します。S2継続中の銘柄ではMAが下方に離れるため、ルーズ側または日足スイング安値との併用がおすすめです。
🧪 β版B2品質スコア(実験的指標)
B2銘柄の詳細パネル・個別ページに 0〜100 のスコア が表示されます。 B2精度向上対策ロードマップで実測検証した3要素の独立性(Phi係数 < 0.05)を踏まえ、 検出時点の特徴量から「他のB2より相対的に有望そうか」を数値化した 実験スコア です。
  • +30 出来高サージ:ブレイク週の出来高が直前20週平均の 2.5倍以上
  • +25 ワイドベース:直前8週の高低レンジが 30%以上(ボラティリティ収縮の反対指標)
  • +30 最適ベース週数:52週高値更新から 9〜13週 経過(ワイコフ・フェーズC相当)
  • -30 直近失敗B2:同銘柄が直近90日内に B2 → 失敗判定された履歴あり
  • -25 高値直後ペナルティ:52週高値から3〜4週後(最も成績が悪いゾーン)
  • -15 低出来高ペナルティ:ブレイク週の絶対出来高が 15,000株未満(流動性不足で約定しにくい)
一覧テーブルでは「B2スコア順 (β版)」でソート可能。あくまで参考値であり、 高スコアでも失敗するケース・低スコアでも成功するケースは存在します。損切りライン・ファンダメンタルズと 併用してください。今後実運用データで重み調整を行います。

📊 期待される効果(実測データベース):過去 BreakoutRecord を遡及してスコア計算した実測(n=2,438, outcome確定時点=平均2.5週)では、 Low (<30) +0.31% / Mid (30-59) +0.63% / High (≥60) +2.01% と、スコア帯別にリターン差が明確に現れます。 閾値別では score≥40 が勝率44.0% / 平均+1.59%(n=50, 平均2.3週)と最も良い「sweet spot」になっており、 B2全体(勝率約29% / +0.37%)を大きく上回ります。ただしサンプル数は限定的です。 詳細は バックテストページ「β版B2品質スコアの期待効果」セクション(④ スコア帯別 実測成績を参照)。

SP(スプリング)シグナル

支持線ブレイク 直近4週以内に安値が支持線を一時的に下抜け
終値回復 同週の終値が支持線以上に回復
出来高 平均の1.5倍以上(売り枯れ or 大口の吸収)
回復確認 最新終値がレンジ下方30%より上

ワイコフ理論の「スプリング」パターン。底固め(S1)期間中に支持線を一時的に割り込んだ後、出来高を伴って急回復する動きです。大口投資家が売りを誘発させて安値で仕込む「ふるい落とし」とされ、B2(ブレイクアウト)の前兆として注目されます。

注意: 支持線を割ったまま下落が続く「本当のブレイクダウン」との区別が重要です。回復の速さと出来高の急増がスプリングの特徴です。

Stage 2 — 上昇(Advancing)

MA傾き > 0.002(上向き)
価格 / MA > 1.03(MAの3%以上)

上昇トレンドが確立した状態。30週MAが右肩上がりで、価格はMAの上を推移しています。ステージ理論上、強気局面と分類されるゾーンです。

Stage 2 サブ分類(前半・中盤・後半)

上昇トレンド内の成熟度を3段階に細分化し、投資判断に活用します。傾き加速度(MA傾きの変化率)に加えて、30週MAを上抜けてからの経過週数を最優先の判定材料とします(5週以内なら必ず「前半」)。これにより、MA突破直後で価格乖離が大きい銘柄が誤って「中盤」と判定される問題を回避します。サブ分類は以下の場所で確認できます:

  • ステージ診断ページ — ステージ2「一覧を見る」パネル内のフィルタ(S2全体/前半/中盤/後半)と各銘柄のステージ列に表示
  • 全銘柄パネル — ステージドロップダウンで「S2 前半」「S2 中盤」「S2 後半」を選択可能
  • マイ銘柄ページ — ステージ列にサブ分類が表示(例:「S2 前半」)
  • RSリーダーページ — テーブルのステージ列にサブ分類が表示
  • 銘柄詳細パネル — 全ページ共通で、ステージバッジにサブ分類の色分けが反映
前半(Early) MA上抜けから5週以内、または MA傾き ≤ 0.005、または MA乖離 ≤ 8% トレンド初期。押し目買いのチャンス。
中盤(Mid) 傾き加速 ≥ -0.001 かつ上記以外 トレンド確立。保有継続。
後半(Late) 傾き加速 < -0.001 モメンタム鈍化。利確を検討。

Stage 3 — 天井圏(Top Area)

MA傾き |slope| < 0.003(フラット化)
価格 / MA > 0.95(まだMA付近)
追加条件 26週前のMA < 現在のMA(上昇後のフラット化)

上昇トレンドが鈍化し、MAがフラットに転換した状態。Stage 1との区別は「26週前のMAが現在より低いか」で判断します。つまり、上昇してきた後にフラットになった場合はStage 3(天井圏)、下落してきた後のフラットはStage 1(底固め)と判定します。

Stage 4 — 下降(Declining)

MA傾き < -0.002(下向き)
価格 / MA < 0.97(MAの3%以下)

下降トレンドが確立した状態。30週MAが右肩下がりで、価格はMAの下を推移しています。ステージ理論上、弱気局面と分類されるゾーンです。

スクリーニング指標の見方

30週移動平均線(30w MA)

直近30週間の終値平均。約7ヶ月分の平均コストを表し、中長期のトレンド方向を示します。ステージ診断で最も重要な指標です。

MA乖離率

現在の株価が30週MAから何%離れているかを示します。+はMAの上、-はMAの下。乖離が大きすぎる場合はMAへの回帰(調整)が起きやすくなります。

乖離率 = (終値 / 30w MA - 1) × 100

MA傾き

30週MAの直近5週間の傾き(線形回帰の傾斜)を現在のMA値で正規化した値。トレンドの方向と強さを示します。

▲ 上向き(slope > 0.001)  ▬ 横ばい(|slope| ≤ 0.001)  ▼ 下向き(slope < -0.001)

出来高トレンド

直近4週間の平均出来高を、その前12週間の平均と比較した変化率です。

増加(+20%以上)  横ばい(-20%〜+20%)  減少(-20%以下)

ブレイクアウトには出来高の裏付けが重要です。価格が上昇しても出来高が伴わなければ「ダマシ」になりやすい傾向があります。

相対強度(RS)

TOPIX対比のIBD方式相対強度です。各銘柄のリターンからTOPIXのリターンを差し引いた「超過リターン」を基に、直近のモメンタムに重みを置いた加重計算を行います。

超過リターン = 銘柄リターン - TOPIXリターン
加重スコア = (13週超過リターン × 2 + 26週超過リターン) / 3
RS = 加重スコアの順位 / 全銘柄数 × 100

RS 80 は「TOPIX対比で東証全銘柄の上位20%の強さ」を意味します。直近四半期に2倍の重みを置くため、最近勢いのある銘柄がより高く評価されます(IBD RS Rating方式)。

データソースと更新タイミング

銘柄リストの取得元

東証に上場する全銘柄(約4,000銘柄)をJPX(日本取引所グループ)が公開する上場銘柄一覧Excelから取得しています。銘柄コード・会社名・33業種区分を含みます。

https://www.jpx.co.jp/.../data_j.xls

銘柄リストは24時間キャッシュされ、スキャン実行時に自動で最新版をダウンロードします。上場廃止(MBO・TOB等)された銘柄は、JPXのリスト更新に加え、管理者による除外リストで即時スクリーニング対象外にできます。

株価データの取得元・期間

Yahoo Finance(yfinance)から各銘柄の週足データ(過去2年分)を取得しています。取得データは終値(Close)と出来高(Volume)です。

期間: 2年(104週)/ 間隔: 1週(週足)/ ソース: Yahoo Finance

30週移動平均線の計算には最低35週分のデータが必要です。データ不足の銘柄(新規上場など)はスクリーニング対象外となります。

更新タイミング

データは毎営業日(月〜金)18:00 に自動更新されます。週足データを使用していますが、Yahoo Financeは当週分の部分データ(その日の終値まで)を含むため、日次更新により最新の終値が毎日反映されます。

日中にリアルタイムで変化するデータではありません。各ページに表示される「最終更新日時」で、データの鮮度を確認できます。土日祝日は自動更新されません。

更新にかかる時間

全銘柄(約4,000銘柄)のスキャンには5〜15分程度かかります。20〜100銘柄ずつバッチで取得します(サーバー環境により自動調整)。

約4,000銘柄 × 2年分週足 = 20〜100銘柄/バッチ × 約40〜200バッチ

更新中もページの閲覧は可能です(前回の結果が表示されます)。完了すると最新データに切り替わります。

テーマ分類

各銘柄はYahoo Finance(yfinance)の業種情報と英文事業説明(longBusinessSummary)をもとに、21のテーマに自動分類されています。分類はキーワードマッチングと業種情報の組み合わせで行われます。

対象テーマ例: 半導体 / AI・人工知能 / 防衛・宇宙 / EV・電動化 / バイオ・創薬 / SaaS・クラウド など21種類

1つの銘柄が複数のテーマに該当する場合もあります。テーマ分類は定期的に更新されます。

テーマ別フィルタ

各銘柄を投資テーマごとに分類し、テーマで絞り込めるフィルタ機能です。ステージ診断ページの検索バー・ステージ一覧パネル・全銘柄パネルのドロップダウンから利用できます。

分類のしくみ

各銘柄のYahoo Finance(yfinance)から取得した英文の業種名(industry)と事業説明文(longBusinessSummary)を解析し、テーマごとに定義されたキーワードとの一致度をスコアリングします。

業種名マッチ: +5点 / キーワード出現: +1点(出現回数分加算)
閾値: 業種マッチあり → 3点以上 / キーワードのみ → 4点以上

スコアが閾値を超えた銘柄がそのテーマに分類されます。1銘柄が複数テーマに該当する場合もあります。

21のテーマ一覧

半導体 ウェハー・リソグラフィ・EUV・DRAM・ファウンドリなど半導体製造に関わる企業
AI・人工知能 機械学習・深層学習・生成AI・LLM・自然言語処理・コンピュータビジョン関連
ロボット・自動化 産業用ロボット・サーボモーター・CNC・FA(ファクトリーオートメーション)
防衛・宇宙 防衛装備・ミサイル・戦闘機・衛星・ロケット・宇宙開発
ドローン 無人航空機(UAV/UAS)の開発・製造・運用
EV・電動化 電気自動車・バッテリー・充電インフラ・燃料電池・水素
再生可能エネルギー 太陽光・風力・バイオマス・地熱・ペロブスカイト・カーボンニュートラル
バイオ・創薬 バイオ医薬品・臨床試験・抗体・遺伝子治療・再生医療・ワクチン
ヘルスケア・医療 医療機器・遠隔医療・診断・病院運営・製薬
フィンテック デジタル決済・暗号資産・ブロックチェーン・ネオバンク・キャッシュレス
SaaS・クラウド クラウドベースのソフトウェア・サブスクリプション・PaaS/IaaS
サイバーセキュリティ 情報セキュリティ・ネットワーク防御・エンドポイント保護・暗号化
DX・デジタル変革 システムインテグレーション・ITコンサルティング・ERP・デジタルソリューション
インバウンド・観光 観光・旅行・ホテル・リゾート・航空・空港関連
ゲーム・エンタメ ゲーム・アニメ・マンガ・eスポーツ・ストリーミング・IPライセンス
データセンター データセンター・コロケーション・クラウドインフラ・ハイパースケール
建設・インフラ ゼネコン・土木・建築・トンネル・橋梁・鉄道建設
M&A・TOB 買収・合併アドバイザリー・TOB・バイアウト関連
物流・サプライチェーン 物流・倉庫・海運・トラック運送・ラストマイル配送
アグリテック・農業 農業・養殖・肥料・農薬・精密農業
量子コンピュータ 量子コンピューティング・量子ビット・量子技術
原発・原子力 原子力発電・原子炉・ウラン関連
金・資源 金鉱・貴金属・鉱物資源・銅・ニッケル・レアアース
不動産・REIT 不動産開発・REIT・商業施設・オフィスビル
メタバース・XR VR/AR/MR・メタバース・3Dバーチャル空間

使い方のヒント

テーマドロップダウンの件数はパネルごとに異なります。例えばB2パネルでは「建設・インフラ(3)」のように、B2銘柄のうちそのテーマに該当する銘柄数が表示されます。該当0件のテーマは非表示になります。

業種フィルタ(33業種区分)と組み合わせることで、例えば「電気機器 × 半導体」のようにさらに細かく絞り込むことも可能です。

分類の限界

テーマ分類はyfinanceの英文事業説明をベースにした自動分類であり、以下の点にご注意ください。

  • 事業説明がない銘柄(ETF・REIT等)はテーマに分類されません
  • 複数事業を持つコングロマリットは、事業説明に記載のあるテーマのみ該当します
  • 英文の事業説明に基づくため、日本固有のテーマ(株主優待、親子上場など)は対象外です

スクリーニングの活用方法

1

テーマ・業種で絞り込む

検索バーの下にある「全テーマ」ドロップダウンから、半導体・AI・防衛・EV・バイオなど21のテーマで銘柄を絞り込めます。業種(33業種区分)と組み合わせて使うこともできます。ステージ一覧パネルや全銘柄パネルにも同じテーマフィルタがあります。

2

B2シグナルを確認

B2シグナルのセクションを確認。RSの高い順にソートして一覧できます。赤い「NEW」バッジが付いた銘柄は直近5営業日以内に新規検出されたもので、ブレイクアウト直後のリスク・リワード比が良いタイミングを意味します。

3

チャートパターンを確認

銘柄をクリックするとチャートパネルが開きます。銘柄名のリンクからは個別銘柄ページに遷移でき、より詳細な分析情報を確認できます。底固め期間の長さ、出来高の推移、MA上抜けの明確さを目視で確認してください。

4

ファンダメンタルズをチェック

パネル内の「ファンダメンタルズ」アコーディオンを開くと、地雷チェック・割安性・業績トレンド・収益性の4観点で自動判定された結果を確認できます。バッジが「⚠ 要確認」や「⚠ 警戒」の場合は、該当項目を確認してから判断しましょう。

5

マイ銘柄に追加

気になる銘柄は星マーク(★)をクリックしてマイ銘柄に追加。メモを残して追跡できます。

6

個別ページ・TradingViewで詳細分析

各銘柄には専用の個別銘柄ページ(/stock/銘柄コード)があり、テクニカル分析とファンダメンタルズの解説を1ページで確認できます。銘柄コードのリンクからTradingViewに遷移して、さらに詳細なチャート分析も行えます。

カスタム銘柄とメモ

スクリーニング結果だけでなく、自分で選んだ銘柄を追加して管理できます。

カスタム銘柄の追加

テーブル下部の「カスタム銘柄」セクションで銘柄コード(例: 6861)を入力して「追加」をクリックすると、ウォッチ対象として登録されます。追加した銘柄はクリックするとスライドパネルが開き、通常の銘柄と同様にチャートや指標を確認できます。

監視リスト(星マーク)

テーブルの各行にある星マーク(★)をクリックすると、その銘柄が監視リストに追加されます。監視リストはナビゲーションの「ウォッチリスト」ページで一覧管理できます。

メモ機能

銘柄をクリックして開くスライドパネルにメモ欄があります。決算日・サポートライン・注目理由など、自由にメモを残して「保存」をクリックしてください。メモは次回パネルを開いたときに自動で読み込まれます。

フィードバックコメント

スクリーニングテーブルの銘柄をクリックすると開くスライドパネル下部に、フィードバック入力欄があります。ステージ診断の結果に基づいて、あなたのコメントを自動で「採用 / 不採用 / 保留」に判定します。

使い方

  1. テーブルの銘柄行をクリックしてスライドパネルを開く
  2. パネル下部の「フィードバック」セクションで方向(強気 / 中立 / 弱気)を選択
  3. コメントを入力して「送信」をクリック
  4. ステージ診断との整合性が自動判定され、結果が表示される

自動診断ロジック

送信されたコメントの「方向(強気/弱気/中立)」と「銘柄の現在ステージ」を照合し、ステージ診断との整合性を判定します。

ステージ 強気 中立 弱気
B2(初動)シグナル 採用 保留 不採用
Stage 1(底固め) 保留 採用 不採用
Stage 2(上昇) 採用 保留 不採用
Stage 3(天井) 不採用 採用 採用
Stage 4(下落) 不採用 保留 採用

判定結果の意味

● 採用 — あなたの見通しがステージ診断と整合しています
● 不採用 — 理論との矛盾あり。診断理由を読んで再考してみましょう
● 保留 — 判定が難しい状況。方向性を明確にするか、追加シグナルを待ちましょう

フィードバック一覧ページ

ナビゲーションの「フィードバック」リンクから一覧ページにアクセスできます。タブで採用/不採用/保留をフィルタリングでき、不採用コメントは「再申請」ボタンで最新ステージデータに基づき再判定できます。

ファンダメンタルズチェック

銘柄詳細パネル内の「ファンダメンタルズ」アコーディオンを開くと、購入前の最終チェックとして4つの観点・9項目の簡易ファンダメンタルズ診断が表示されます。テクニカル分析で有望と判断した銘柄に対し、「買って大丈夫か?」を確認する減点・排除フィルターとして機能します。各項目にはデータの対象期間が明記されています。

4つのチェック観点

安全性(3項目) 赤字(EPS ≤ 0、直近12ヶ月)・過大な借入(D/E比率、金融業は300%・その他は150%超で注意)・FCF赤字(直近12ヶ月)を検出
割安性(2項目) PER(予想ベース、25倍超で注意)とPBR(3倍超で注意)から、割高水準を警告
業績トレンド(2項目) 売上成長率(前年同期比、マイナスで注意)とEPS推移(実績→予想の増減)を確認
収益性(2項目) ROE(8%未満で注意)と営業利益率(5%未満で注意)で収益体質をチェック

総合判定(3段階)

✓ 問題なし — 全9項目クリア。テクニカル判断を補強
⚠ 要確認 — 1〜2項目で注意あり。該当項目の詳細を確認のうえ判断
⚠ 警戒 — 3項目以上で注意あり。購入前に四季報・IR資料での精査を推奨

補足情報(判定なし)

チェック項目に加え、以下の参考情報も表示されます。これらは判定対象外ですが、投資判断の参考にご活用ください。

  • 配当利回り — 年間配当金 / 株価。インカムゲインの目安
  • 配当性向 — 利益のうち配当に回している割合。高すぎると減配リスク
  • 時価総額 — 企業の市場評価額。流動性の目安

表示される場所

以下のすべてのページで確認できます。

  • 個別銘柄ページ(/stock/銘柄コード)— ページ内に直接表示
  • ステージ診断ページ(/screening)— スライドパネル内にアコーディオン形式で表示
  • RSリーダーページ(/leaders)— スライドパネル内にアコーディオン形式で表示
  • マイ銘柄ページ(/watchlist)— スライドパネル内にアコーディオン形式で表示

データソースと更新頻度

ファンダメンタルズ情報はYahoo Finance(yfinance)から取得しています。データは24時間キャッシュされ、初回アクセス時に取得・次回以降はキャッシュから即座に表示されます。決算発表後など最新データの反映にはタイムラグがある場合があります。

注意: この機能は簡易的なスクリーニング用チェックです。本格的な投資判断には四季報・決算短信・IR資料などの一次情報を必ずご確認ください。

個別銘柄ページ

各銘柄には専用の詳細ページ(/stock/銘柄コード)があります。テクニカル分析とファンダメンタルズの情報を1ページにまとめて確認でき、ブックマークやSNSでの共有にも適しています。

アクセス方法

  • 一覧ページ(ステージ診断・RSリーダー・マイ銘柄・セクター動向)の銘柄名をクリック
  • スライドパネル内の「詳細ページ」リンク
  • URLを直接入力(例: /stock/7203

ページに含まれる情報

  • 週足チャート — 株価と30週移動平均線を表示
  • テクニカル分析の解説 — ステージ判定・セクター内RS順位・継続週数・52週レンジ位置を自然文で解説
  • ファンダメンタルズの解説 — 4観点9項目のチェック結果を自然文で要約
  • テクニカル指標 — 終値・30週MA・乖離率・傾き・出来高・RS・52週高安
  • ポジション分析 — セクター内RS順位・52週レンジ内の位置(視覚バー)・現ステージ継続週数を表示
  • ステージ遷移履歴 — 直近のステージ遷移(最大4件)をタイムライン形式で表示。履歴のある銘柄のみ
  • ステージ診断チェックリスト — 各判定項目の合否を一覧表示
  • ファンダメンタルズチェック — グループ別の詳細チェック結果と補足情報
  • 同セクター注目銘柄 — 同じ業種の銘柄へのリンク(RS上位10銘柄)
  • 同じステージの注目銘柄 — 同一ステージ(またはB2)の銘柄をRS順に最大5件表示。同セクター優先

ポジション分析の見方

  • セクター内RS順位 — 同じ業種内で相対強度が何位かを示します(例: 輸送用機器 85銘柄中 12位 = 上位5%)。全市場ベースのRSよりも、同業他社との比較という視点で「この業種の中で強い銘柄か」を把握できます
  • 52週レンジ内の位置 — 過去52週の高値と安値の間で、現在の株価がどの位置にあるかを視覚化します。レンジ上位(75%以上)は高値圏、レンジ下位(25%未満)は安値圏。ステージ2銘柄がレンジ下位にあれば「底値からの反転初期」の可能性、レンジ上位にあれば「高値更新中のトレンドフォロー」と判断できます
  • 現ステージ継続週数 — 現在のステージに入ってから何週経過したかを表示します。ステージ2入りから浅い銘柄(5週未満)は初動段階、深い銘柄(20週以上)は後半で反転リスクが高まる局面という判断材料になります

スライドパネルとの違い

スライドパネル(一覧ページで銘柄行をクリックすると開く)はすばやく確認・比較するための機能です。一方、個別銘柄ページはテクニカルとファンダの自然文による解説ポジション分析ステージ遷移履歴、同セクター・同ステージ銘柄リンクなどを含む、より詳しい分析ページです。

RSリーダー(相対強度上位銘柄)

値動きの強さ(相対強度スコア)で全銘柄をランキングし、上位50銘柄を一覧表示するページです。ナビバーの「RSリーダー」またはこちらからアクセスできます。

なぜ相対強度が重要か

弱い相場でも下がりにくい銘柄は「相対的に強い」銘柄です。こうした銘柄は市場全体が回復に転じた際、真っ先に上昇に転じる「主導株(リーダー)」の候補になります。IBD(Investor's Business Daily)の研究でも、大化け銘柄の多くは上昇前にRSが高かったことが示されています。

使い方

S1+S2 / S2のみ切替 底固め中の候補(S1)も含めるか、確認済みの上昇トレンド(S2)のみに絞るかを選べます
★マイ銘柄追加 気になる銘柄をワンクリックでマイ銘柄に追加し、ステージ変化を追跡できます
並び替え 相対強度順のほか、株価・MA乖離順でも表示可能です

セクターローテーション分析

東証33業種のセクター別パフォーマンスを複数タイムフレーム(1週・2週・1ヶ月・3ヶ月)で比較し、「どのセクターに資金が入っているか」を可視化する機能です。スクリーニングページの「セクターローテーション →」リンクからアクセスできます。

資金フローの判定ロジック

各セクター内の全銘柄のリターン(中央値)を4つのタイムフレームで算出し、「モメンタムスコア」で資金の方向を判定します。

モメンタムスコア = 1週リターン - 3ヶ月リターン(参考値)

資金フロー判定(複合条件):
資金流入 — 短期(1週+2週平均)がプラスかつ1週リターン > 1ヶ月リターン(加速上昇中)
資金流出 — 短期がマイナスかつ1週リターン < 1ヶ月リターン(加速下落中)
中立 — 上記いずれにも該当しない

単純な差分(1週-3ヶ月)だけでなく、絶対的なパフォーマンスの符号と短期の方向性を組み合わせて判定します。これにより「3ヶ月で大幅上昇したが直近はやや減速」を誤って流出と判定する問題を防いでいます。

各タイムフレームのリターンは平均値ではなく中央値を使用し、極端な外れ値(超小型株の異常変動など)の影響を排除しています。

ヒートマップの見方

33業種の各タイムフレーム別リターンを色分けしたテーブルです。

+3%超  +1〜3%  0〜+1%  0〜-1%  -1〜-3%  -3%超

1週・2週・1ヶ月・3ヶ月の全タイムフレームでリターンがプラスのセクターには🔥(ホットセクター)アイコンが付きます。これは「短期から中期まで一貫して上昇している業種」を意味します。列ヘッダーをクリックするとソートできます。

セクター別 累積リターン推移チャート

33業種の中長期パフォーマンスを折れ線チャートで比較できます。ヒートマップが「現在のスナップショット」であるのに対し、このチャートは過去からの累積リターンの推移を可視化します。

データ: 各業種の全銘柄の週次リターン(平均)を累積して算出。約3年分(2023年4月〜)のデータ。
指数比較: 日経225 / TOPIX / S&P500 を破線で表示。セクターのパフォーマンスをベンチマークと比較可能
期間切替: 6M / 1Y / 2Y / ALL — 起点を0%にリベースして表示
プリセット: 上位5 / 下位5 / 流入セクター / クリア(最大8セクター同時表示)

チャート上部の指数チップ(日経225・S&P500・TOPIX)で主要指数の表示を切り替えられます。デフォルトでは日経225がONです。その下のセクターチップをクリックして業種ごとの表示/非表示を切り替えます(最大8業種)。デフォルトでは3ヶ月リターン上位5セクターが選択されています。「流入セクター」ボタンを押すと、ヒートマップで「資金流入」と判定されたセクターが自動選択されます。

活用のヒント: 期間を切り替えると「短期で急上昇しているが中長期では出遅れているセクター」や、逆に「長期で好調だが直近は調整中のセクター」を発見できます。ヒートマップの資金フロー判定と組み合わせて、業種の勢いを多角的に確認してください。

セクターローテーションの活用方法

  1. 資金流入セクターTOP5を確認し、相対的に資金が集まっている業種を把握する
  2. 累積リターン推移チャートで中長期のトレンドを確認する
  3. 流入セクターをクリックし、Stage 1・Stage 2・B2シグナル検出の銘柄を確認する
  4. RS(相対強度)の高い銘柄から順にTradingViewでチャートを確認する
  5. セクターの資金フロー、RS、ステージの組み合わせで銘柄を多角的に分析できる

セクターローテーション理論

景気循環に応じて資金が業種間を移動する現象を「セクターローテーション」と呼びます。景気拡大期には素材・工業・テクノロジーが買われ、後退期にはディフェンシブ(医薬品・食品・電力ガス)に資金が移る傾向があります。

ポイント: セクターの資金フローは「個別銘柄の強さ」より先に変化することが多く、トップダウン分析(全体→セクター→個別)の最初のステップとして有効です。

マーケットブレッドス(総合判定)

ブレッドスページでは、市場全体の健全性を総合スコア(0〜100)で評価しています。このスコアはゲージの針と推奨現金比率に直接連動します。

総合スコアの構成(5つの要素)

以下の指標を重み付けして1つのスコアに集約しています。外部センチメントデータがない場合は、内部4指標のみ(旧ウェイト)で算出します。

内部ブレッドス指標(計85%):
上昇銘柄の割合(S2比率) … 30%
年間高値更新の多さ(NH/NL比) … 20%
値上がり銘柄の多さ(騰落比率) … 17%
主要指数のトレンド(TOPIX+日経平均) … 18%

外部センチメント(15%):
日経VI(30%)、プットコールレシオ(25%)、JGB VIX(15%)、SKEW(15%)、HY ETF変化率(15%)
※ 各指標は0〜100に正規化(高い=楽観、低い=恐怖)し、サブウェイトで合算

フェーズ判定と推奨現金比率

総合スコアとS2比率のトレンド(改善/悪化)から5段階のフェーズを判定し、推奨現金比率をマッピングしています。

強気(スコア65以上)→ 現金 0〜20%
強気だが悪化(65以上で悪化傾向、または45-65で悪化傾向)→ 現金 20〜40%
中立(45〜65、安定)→ 現金 40〜60%
弱気だが改善(45未満で改善傾向、または45-65で改善傾向)→ 現金 60〜80%
弱気(45未満)→ 現金 80〜100%

騰落レシオ(25日相当)

直近5回のスキャン(約25営業日分)における値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。市場全体の過熱度・冷え込み度を測る伝統的な指標で、「判断の根拠」セクションにカード表示されます。

騰落レシオ = 値上がり銘柄数合計 / 値下がり銘柄数合計 × 100

120超 — 過熱圏(短期的な調整リスク)
100〜120 — 強気〜やや過熱
80〜100 — 中立
70以下 — 売られすぎ(逆張りシグナル)

新高値/新安値 推移チャート

52週新高値・新安値の銘柄数をスキャン日ごとに棒グラフで表示します。新高値が多ければ市場は健全、新安値が急増していれば弱気相場の兆候です。トレンドの変化を時系列で追うことで、相場の転換点を視覚的に把握できます。

海外投資家フロー vs 日経平均チャート

海外投資家の週次ネット売買額(棒グラフ・億円)と日経平均(折れ線グラフ・円)を重ねて表示するデュアルAxisチャートです。海外投資家は東証売買高の60〜70%を占めるため、そのフローは相場の方向性を読むうえで重要な手がかりになります。

緑の棒 — 買越(ネットプラス)
赤の棒 — 売越(ネットマイナス)
青の線 — 日経平均株価

期間選択: 6M / 1Y / 2Y / 3Y のボタンで表示期間を切り替え
見方: 海外投資家の買越が継続している局面で日経平均も上昇していれば、外国人主導の上昇トレンド。売越に転じても日経平均が下がらない場合は、国内勢の買いが支えている可能性があります。

外部センチメント指標について

毎日18:00(東証終了後)に自動取得されます。7つの指標は市場参加者の心理や恐怖度を表すもので、内部ブレッドス(銘柄が実際に何をしているか)とは異なる視点を提供します。

  • 日経VI — 日経平均オプションのインプライドボラティリティ(恐怖指数)
  • プットコールレシオ — 日経225オプションのプット/コール出来高比率
  • JGB VIX — 日本国債のボラティリティ指数(債券市場のストレス)
  • SKEW — CBOE SKEW指数(テールリスクの大きさ)
  • HY ETF — ハイイールド債ETFの日次騰落率(信用市場のリスクオン/オフ)
  • 空売り比率 — 東証の空売り比率(%)。40%超は売り過多で反発シグナル、35%未満は買い優勢
  • 海外投資家動向 — 投資主体別売買動向(週次)。海外投資家のネット買越/売越額(億円)。買越はリスクオン、売越はリスクオフの傾向。個人投資家と逆方向に動きやすい

指数と外部指標の相関チャート

日経平均と主要な外部指標(為替・米国株・コモディティ等)の値動きを、期間起点からの変化率(%)で重ね合わせたチャートです。ブレッドスページの下部に表示されます。

表示指標(13系列)

  • 日経平均(^N225) — 基準となる日本株指数
  • USD/JPY — ドル円為替。円安は輸出株にプラス、円高はマイナス
  • S&P 500 — 米国株の代表指数。グローバルリスクオン/オフのバロメータ
  • VIX — 恐怖指数。急騰は株価下落のシグナル
  • 米10年債利回り — 金利動向。上昇はグロース株にマイナス
  • WTI原油 — 原油価格。インフレ圧力の代理変数
  • 金(Gold) — 安全資産。リスクオフ時に上昇
  • DAX(ドイツ) — 欧州の代表指数。欧州経済の動向を反映
  • FTSE 100(英国) — ロンドン市場の主要指数
  • 上海総合(中国) — 中国A株市場の動向。アジア地域のリスク指標
  • ハンセン(香港) — 香港市場。中国・アジアの資金フローを反映
  • KOSPI(韓国) — 韓国市場。半導体関連の先行指標として注目
  • Nifty 50(インド) — インド市場。新興国の成長トレンドを反映

使い方

  1. 期間を選択 — 1M(1ヶ月)/ 3M / 6M / 1Y のボタンで表示期間を切り替え
  2. 指標を絞り込み — チェックボックスで表示する指標をオン/オフ切替(デフォルト: 日経平均、USD/JPY、S&P 500)
  3. 相関を読む — 同じ方向に動いている指標は正の相関、逆方向は負の相関。変化率の差が広がっている場合はデカップリング(乖離)の兆候

活用のポイント

ヒント: 日経平均とドル円の相関が高い時期(同方向に動く)は為替主導の相場、相関が崩れた時期はファンダメンタルズ主導の相場と判断できます。VIXが急騰している局面では、内部ブレッドスの悪化よりも先に警戒シグナルとなることがあります。

バックテスト

追跡統計ページでは、B2シグナルとして分類された銘柄のその後の推移を確認できます。スキャンを繰り返すことでデータが蓄積されます。

自動追跡の仕組み

スキャン実行時に、B2シグナルとして分類された銘柄が自動で追跡レコードに登録されます。以降のスキャンで以下の判定が行われます:

成功 — Stage 2(上昇トレンド)に定着した場合
失敗 — シグナルが消失し、Stage 2に移行しなかった場合
追跡中 — まだシグナル継続中(最大26週まで追跡)

評価指標

以下の指標でスクリーニングの有効性を評価できます:

  • S2定着率 — B2シグナル銘柄がStage 2に定着した割合
  • プラスリターン比率 — 確定時にリターンがプラスだった割合
  • PF(参考値) — プラスリターン合計 / マイナスリターン合計
  • マイルストーン別リターン — 検出から4週/13週/26週後の平均リターン(全体・成功群・失敗群・日経225同期間の4グループ比較)+ ステージ理論検証ベンチマーク
  • リターン分布 + 損切りライン分析 — 4週/13週/26週/結果確定時のリターン分布ヒストグラム、損切りライン別の「切られる」比率、大化け率(+10/+20/+30/+50%到達率)
  • RS別成功率 — 相対強度の高い候補ほど成功しやすいかを検証
  • 業績チェック × S2定着率 — 業績3段階(問題なし / 要確認 / 警戒)別のS2定着率を比較

マイルストーン別リターン(成功群 / 失敗群 / 日経225 比較)

B2検出後の平均リターンを 4週後 / 13週後 / 26週後 / 結果確定時 の4タイミングで集計し、さらに以下の4グループに分けて表示しています。

  • 全体 — B2検出した全銘柄の平均
  • 成功群 — その後S2定着に成功した銘柄のみ。各カードに結果確定までの平均週数を併記
  • 失敗群 — S2定着しなかった銘柄のみ
  • 【参考】日経225 同期間 — 各銘柄の検出日から同じ期間だけ日経225インデックスを保有した場合のリターン(同条件でのインデックス比較)

下部のコメンタリーでは 結果確定時(短期保有戦略)26週後(半年保有戦略) の両方で、B2と日経225の超過リターン(α)を自動評価します。これにより「B2は短期で利確すべきか、半年保有で良いか」の判断材料になります。

※ 過去の検出レコードにはマイルストーン価格が記録されていなかったものが多いため、Yahoo Financeから日次データを遡及取得して補完しています。

ステージ理論の検証 — 他シグナルなら同期間でいくら稼げたか?

マイルストーン別リターンの直下に、ステージ理論そのものとB2選別の有効性を検証するベンチマーク表を表示しています。同じ期間に「ステージ1(底固め)入り」「ステージ2(上昇)入り」「ステージ4(下降)入り」した銘柄を買っていたらどうだったかを比較できます。

  • B2成功群 / 全体 / 失敗群 — 既存の3グループ
  • ステージ1(底固め)入り — 過去2年強の週足データから検出した全銘柄のステージ1移行イベント
  • ステージ2(上昇)入り — 同じくステージ2移行イベント(B2のスーパーセット)
  • ステージ4(下降)入り — 同じくステージ4移行イベント
  • 日経225 同期間 — インデックス保有との比較

下部には26週後リターンの自動ランキングを表示します。B2成功群が首位ならステージ理論とB2選別が機能していると判断できます。実測ではB2成功群(+11.6%)が首位、次いで日経225(+10.7%)、S2/S1/S4入り(いずれも+8.7〜9.1%)、B2全体(+8.2%)、B2失敗群(+6.8%)の順。

注目すべきは S1/S2/S4 の各「入り瞬間」リターンが約+9% に収束 していること。これは2023-2026の強気相場における「市場ベースライン」を表しており、B2成功群だけがそれを明確に超過しています。S4「下降」入りでも+8.7%なのは、(1)ステージ入りの瞬間を買っているだけで実際の26週中は他ステージへ移行している、(2)強気相場では下落入り銘柄もすぐ反発する、という2点で説明されます。「ステージ入り瞬間に買って26週保有」と「ステージ中の保有」は別物であり、ステージ理論を否定するものではありません。

🎯 26週後勝率(個人投資家視点)
表には「26週後勝率」列も追加されています。これは26週後にプラスリターンだった銘柄の割合です。予算の都合で数銘柄しか買えない個人投資家にとって、平均値より「実際に当たる確率」のほうが重要な指標です。実測では B2成功群69.2% > B2全体64.1% > S1入り62.1% > S4入り61.0% > S2入り59.2% の順で、B2シリーズが全ステージ移行シグナルを勝率で上回っています。S1/S2入りは選択肢が数万件と膨大なため、無作為に数銘柄選んで平均値通りのリターンを得るのは統計的に困難ですが、B2は週数十件しか出ないため、全件買えば平均値に近づきます。

※ S3(天井圏)はステージ判定ロジックの制約上ほぼ検出されないため省略されることがあります。S1/S2/S4 は各1.5〜2万件規模のサンプルから集計しています。

リターン分布 + 損切りライン最適化分析

平均値だけでは見えない「裾の厚さ」を可視化したセクションです。同じ平均+8%でも「±5%に集中した分布」と「-50%〜+100%にばらけた分布」では損切り戦略が全く違います。B2銘柄のリターンが実際にどう散らばっているかをヒストグラムで確認できます。

  • 4タブ切替 — 4週後 / 13週後 / 26週後 / 結果確定時 の4タイミングを切り替え可能
  • 統計サマリー — サンプル数 / 平均 / 中央値 / Q1(25%点) / Q3(75%点) / 最小 / 最大
  • 分布ヒストグラム — -30%以下から+50%以上まで17区間で銘柄数を色分け表示(マイナス=赤系、プラス=緑系)
  • 損切りライン別の「切られる」比率 — -3% / -5% / -7% / -10% / -15% / -20% の各損切り幅で、何%の銘柄が途中でルール発動するかを集計
  • 大化け率 — +10% / +20% / +30% / +50% の利確ライン到達率を集計

使い方の例: 「-3%の損切りだと26.1%が切られるが、-7%なら15.4%しか切られない(差10pt)」のような実数値を見ながら、自分のリスク許容度と相談して損切り幅を決められます。タイトな損切りはダウンサイドを減らす反面、回復可能な銘柄まで切り捨てる副作用があるため、定量データで判断するのが合理的です。

※ ここで表示しているのは 各マイルストーン時点の最終リターン であり、保有期間中の最大ドローダウン(一時的な含み損のピーク)ではありません。実際のトレードでは「26週後にプラスでも、途中で-15%まで下げた銘柄」も存在しうるため、損切りライン設定の参考値として使ってください。

B2シグナルの価値 — ファクトに基づく正直な評価

上のデータが示す事実(平均値): B2全体(+8.2%)は S1/S2 無差別買い(約+9%)にも負け、インデックス(+10.7%)にも負けます。70%の失敗群が成功群の足を引っ張る構造で、B2シグナル自体には「26週保有リターン平均値」としての情報価値はほぼありません

ただし「勝率」で見ると話が逆転します: B2全体の26週後勝率は64.1%(成功群は69.2%)と、S1入り(62.1%)・S2入り(59.2%)・S4入り(61.0%)すべてを上回ります。予算の都合で「数銘柄しか買えない個人投資家」にとって、平均値より勝率のほうが実用的な指標です。

それでもB2を使う合理的な理由は、次の4点に集約されます:

  • タイミング検出器としての価値 — S1銘柄は「いつ上がるか」がわからず数ヶ月〜数年塩漬けの可能性があります。B2は「今まさに動き出した瞬間」を捉えるため、待ち時間ゼロでエントリーできます
  • 勝率が他シグナルより高い — B2全体64.1%・成功群69.2%は、S1/S2/S4入りすべてを上回ります。少額で数銘柄しか買えない個人投資家にとって「実際に当たる確率」が最も重要です
  • 損切りラインが最初から明確 — ブレイクアウト時のサポート価格が自然な損切りラインになり、「どこで諦めるか」が決まっています
  • 短期決着でアルファが出る — 平均2.7週で結果確定。成功群は同期間の日経225に対して +2.8pt の超過リターン を生みます

逆にB2を使うべきでない場面:

  • 「B2出たから買って半年持つ」戦略 — 半年保有ではインデックスに負けます(-2.5pt)。B2は短期回転専用のシグナルです
  • 損切りができない人 — 70%は失敗します。損切りしないと失敗群のマイナスが成功群の利益を食い潰します
  • 「B2 = 上がる銘柄」と誤解している人 — B2は当てるシグナルではなく、選別とタイミングの補助ツールです
株初心者向けのやさしい説明

株価には「しばらくヨコヨコで動かない → ある日を境に急に上がり始める」というパターンがあります。B2は、この『今まさに動き出した瞬間』を自動で見つけて教えてくれる機能です。ずっと画面に張り付いて監視していなくても買い時を逃さない、これが最大の価値です。

ただし、「動き出した!」と思っても実際にはすぐに失速して下がってしまうこともよくあります(10回中7回は失敗)。予想が外れたら、すぐに売って損を小さく抑える(これを「損切り」と言います)。このルールを守れないと、うまくいった時の利益を失敗した時の損失が打ち消してしまいます。

向いている人: 毎日株価をチェックできて、決めたルール通りに損切りできる人
向いていない人: 株を買ったら放置したい人、含み損を見るとつい「もう少し待てば戻るかも」と思ってしまう人 → 日経225のインデックス投資のほうが向いています

業績チェック × S2定着率クロス分析

ファンダメンタルズチェックの総合判定(問題なし / 要確認 / 警戒)ごとにS2定着率を集計しています。業績の良し悪しがテクニカルブレイクの成功率に影響するかを検証するための参考指標です。

実測では3カテゴリの定着率はほぼ横並び(差3pt以内)で、B2シグナルはテクニカル(需給・トレンド)要因が支配的であり、業績はフィルタ条件として機能しにくいことを示唆しています。業績チェックは個別銘柄の長期保有適性の判断材料として位置づけるのが実用的です。

※ 現在の業績データを過去のシグナルに遡及適用した参考値です。検出時点の業績とは異なる場合があります。カバレッジ(業績データ取得済み銘柄の割合)も併記されます。

データ蓄積のコツ

信頼性の高い評価には最低でも数週間分のスキャンデータが必要です。毎営業日18:00に自動スキャンされるため、運用を続けるだけでデータが蓄積されます。

免責事項

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スクリーニング結果は主にテクニカル指標に基づく自動分類です。ファンダメンタルズチェック機能はYahoo Financeのデータによる簡易的な参考情報であり、正確性・網羅性を保証するものではありません。市場環境、個別の投資目的・リスク許容度等は考慮していません。投資判断は必ずご自身の責任で、複数の情報源を参照のうえ行ってください。

データソース: 銘柄一覧はJPX(日本取引所グループ)公開データ、株価データはYahoo Finance(yfinance経由・非公式API)から取得しています。データの正確性・完全性は保証されません。

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